こんにちは。おじさんカジノディーラーです。
以下、前回の記事に続き、新型コロナウィルス関連の話題について、書きたいと思います。
さて、前回の記事は2020年3月22日、約1週間前に書いたのですが、そこから色々な変化がありました。
まず、シンガポール政府は、新型コロナ対策として3月26日から旅行者等の短期滞在目的の外国人のシンガポールへの入国(トランジット含む)を禁止にしました。つまり、IR施設(カジノ)の最大の収益源であるインバウンド顧客がまったくなくなってしまった状態です。さらに、政府は、3月26日から4月30日まで、シンガポール国内の全てのエンターテイメント施設(バー、映画館等)に対し、営業停止措置を命じました。この時期はカジノで働いていて、先週までに比べて益々お客様がいなくなってしまったなあという実感がありましたね。
というか、カジノって、エンターテイメント施設じゃないんかい。インバウンド収益が見込めない今の状態で、新型コロナ感染リスクのある中、なんでカジノ閉めないのかねえ。。。
カジノ内の新型コロナ対策として、人々の対策密集を避けるため、カジノ内の全てのゲーム、1テーブルあたり3人までしかプレイできないという措置をとっていました。スーパーバイザーとして働いていて、4人目のお客様が来ると「申し訳ございません。政府からの通達で、1テーブル3人までしかプレイできません。テーブルから1m以上離れてください。」と、アナウンスしてました。※2020年3月29日現在、1テーブルあたり2人までのプレイに変更。
そして、会社は3月27日からカジノ入場者の制限(年間入場パスを保持しているシンガポール国民及び、ゴールド以上のカジノメンバーのみ入場可能)を行うことを発表し、すでに実施が始まっております。
入場制限が始まって、昨日、初めて働いたのですが、、、流石にガラガラです。土曜の夜なのですが、いつもはインド人で賑わっているシックボーにも人が全くいません。担当になった、ディーラー、スーパーバイザー達は、みんな、ボーっと待機状態でした。
私はバカラのピット(4テーブル)の担当でした。なぜか「今日が初めてのバカラ担当です。」というバカラのトレーニングを終えたばかりカジノディーラーが3人も、私のピットにアサインされていました。普通の土曜日だったら、全員のディーリングチェックのためにスーパー忙しくなるはずですが、ガラガラだったため、一人一人にゆとりをもって色々なことをティーチングできたので良かったです。
ということで、まだうちのカジノは閉鎖せずに営業してますが、いつまで続くのでしょうか。なんか時間の問題のような気がしてきました。。。ま、とりあえず会社の歯車である私は、日々、頑張って働きたいと思います。
なんじゃい、お前
シャー