こんにちは。おじさんカジノディーラーです。
シンガポールに旅行で遊びに来て、その一つの楽しみとしてカジノにいらっしゃるお客様は沢山いらっしゃいます。が、それ以外にもカジノに来るお客様がいます。いわゆる常連のお客様です。
シンガポール人のカジノ入場は、24時間で100SGD(シンガポールドル)、1年間(年間パスポート的なもの?)で2000SGD払えば可能です。常連のお客様はこの1年間の入場料を払っているのだと思います。
カジノのフロア内で働いていて、感覚的にお客様の割合からいって、2,3割のお客様が、いつも見る顔だなあと感じてます。実際にはどのくらいの割合なのか知りませんが。。。横柄な態度の人、可愛い人、面白い人、目が血走っている人、マナーが良い人・悪い人、様々な人が、カジノにいらっしゃいます。毎日いらっしゃってます。カジノフロアにいつ行ってもいらっしゃってます。ここで住んでるんかと思うぐらい、平日・休日関わらず、いつもいつもいらっしゃってます。雨の日も風の日もMRT(電車)が止まろうがいらっしゃっています。
日本でも、パチンコ屋の前に平日朝から並んでいる人たちがいっぱいいますが、それと同じなのでしょう。
顔見知りの常連のお客様と会うと挨拶させて頂きますし、一週間ほど見かけなければ「どうしたんやろう?何かあったのかな?病気かな?」と、若干、心配してしまいます。まあ大体、その後、見かけて「なんや。おるやん」って感じなんですが。
わざわざフロア内の私のことを探して、私のテーブルまで来てくれる人もいます。まあ私のテーブルで遊ばず、挨拶して違うとこで遊ぶんですけど。別に挨拶しに来んでもええんやけどなあといつも思います。
彼らは、ギャンブル依存症なのでしょうか。
タバコ屋が「健康に悪いからタバコを吸うな。」、酒屋やバーが「アルコール依存症が心配やから、お酒を飲むな。」と言えないように、カジノで働いている身ですので、カジノに来るなとは言えません。カジノは楽しいですし、お金が増えた減ったで熱中する気持ちはわかります。
ただ、やはりカジノ、、、ギャンブルは節度を持って楽しんで欲しいですね。うん。程々にして欲しいです。ギャンブル依存症になってしまったら、人生が台無しになりかねません。
ということで、何が言いたいかというと、私はカジノに行くのをほぼ止めました。多分。