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カジノで働く愉快な仲間たち

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こんにちは。おじさんカジノディーラーです。

夜勤明けです。今日は久しぶりに一日中、シックボーのディーリングをしました。しかも週末ということもあり、デッドゲームはほとんどなく立ちっぱなしでした。足がむくんでいますので、休息時間を貼って寝ようと思います。

私のテーブルの担当だった男性のシンガポリアンのSuperVisorが、日本好き+女好きで面白かったです。日本人の若い女性のお客様が来たら、全力で呼び込みをしてました。テーブルまで来たら「カワイイネ。カワイイネ。」と日本語を連発して、日本から来たお客様を、何組か困らせてました。なんか今日は、日本のお客様が多かったです。なんでなんでしょうか?

まあ、それはさておき、私は笑いながら、お客様にシックボーのルール説明をして、なんとか楽しませようと苦労してましたが、そのSuperVisorはそんなこともお構いなしに、「どこから来ましたか?」とか「彼氏いますか?」とか、何処で覚えたんやっていう日本語を、お客様にたどたどしく質問してました。お客様の日本語の回答がよくわからないと、私に「彼女は何て言ってるの?」と私に通訳をお願いしてきます。面倒くさくてたまりませんでした。

あと、綺麗な女の人が通るたびに、「かわいいね。お前はあの子、どう思う?」みたいな、高校生か!という質問ばかりしてくるので、なんだかなあと思って聞いてました。まあ大体、男のディーラーやSuperVisorとは、そんな話をするのが一番仲良くなるので、結構、話に乗ってしまいますけどね。日本人もシンガポリアンも、男はみんな同じですね。

そんなところに、1人のPitManagerがやってきて、そのSuperVisiorと挨拶して、颯爽と去っていきました。

すると、SuperVisiorは「あいつも俺も同じディーラーとして、このカジノのオープニングから働いてるねん。何であいつはPitManagerで、俺はSuperVisiorなんや。。。」と急に真剣な表情になって言いました。私は、ああコイツも悩んでいるんやなあと思い、「お前もすぐにPitManagerになれるよ。」といって慰めましたが、彼は悲しそうな顔をしてました。

。。。5分後、また彼はニヤケ顔になって、女性のお客様になんやかんや声かけて浮かれてました。

うーん。お前の出世できない原因はそれじゃないかなあ。。。とは、彼には言えませんでしたが、後ろのテーブルで背中合わせでディーリングしてたマレーシア人のディーラーが、私にボソッと言いました。

「あいつは多分、PitManagerになれないなあ。」

その言葉に苦笑するしかなかったですが、彼には頑張って欲しいと思いました。

んぎゃー。

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