カジノでの現金(キャッシュ)とチップの交換について

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こんにちは。おじさんカジノディーラーです。

昨日は、月末でシンガポールの給料日かつ金曜の夜だったので、カジノフロアはかなりの賑わいでした。尚且つ、同じピットになったスーパーバイザーによると、マレーシアの祝日だったそうで、マレーシアからも多数のお客様が訪れていたようです。

ルーレットで奮闘していたのですが、私が疲れた仕草をすると、スーパーバイザーは、私の耳元で、「マネー、マネー、マネー」と囁きつづけていました。それも何度も何度も。思わず「なんやねん。それ。」と日本語でツッコミを入れてましたが、どうゆう意味なのでしょうか。「疲れてるやろうけど頑張れ!お客様がお金を落としてくれてるんやから。」ということでしょうか。まあ、昨日は久々にかなり疲れました。

今日も、2組ほどの日本からのお客様の相手をさせて頂きました。その中で、いつも聞かれること「現金とチップの交換について」を今日も聞かれましたので、そのことを今日は書きたいと思います。多分、カジノに行ったことのある方なら、みなさんご存知だと思いますが。

まず、カジノで遊ぶためには、現金をキャッシュチップ(ルーレットの場合は、ルーレット専用のカラーチップ)に交換する必要があります。

交換するにはバカラ、ブラックジャック、ルーレット、シックボー等、それぞれのゲームテーブルで、現金をディーラーに渡したら、キャッシュチップもしくはルーレットチップに交換できます。もちろんキャッシャーでも現金をキャッシュチップに交換してくれます。

但し、テーブルでは大抵、その国の通貨の紙幣しか受け付けてくれません。うちのカジノでいうとシンガポール紙幣しか、テーブルでは交換できません。今日も日本の方が、日本の万札を出してきましたが、テーブルでは交換できません。「すみませんが、キャッシャーに行って、シンガポール紙幣に交換して来てください。」と言わせて頂きました。また、決まりとして、コインもチップに交換できません。

キャッシャーでは、日本の円だけでなく様々な通貨を、シンガポールドルに交換してくれます。チャイナタウンや街中の両替所で両替するのが、レートも良く手数料もわずかで一番だと思いますが、手間を考えるとどうなんでしょうか。1ベット分いくのかどうか。ぶっちゃけそんなに変わらないような気もします。まあ、ものすごい大金の場合は変わってくるかも知れませんがね。。。シンガポール国内で両替するのであれば、ホテルのフロントや銀行で両替さえしなければ、そんなに変わるもんでもないでしょう。私的にはチャンギ空港でもそんな変わらんやん。と思って、いつもチャンギ空港で両替してます。※まあ、私の感覚だけですので神経質な方は街中の両替所に行きましょう。あと、日本でシンガポールドルに両替するのだけは、めちゃくちゃレートが悪いのでお勧めしません。

シンガポールドルのお札は、2、5、10、50、100、1000、10000ドルとあります。普段の生活で目にするのは、50ドル札までです。街中にあるATMから出てくる紙幣は50ドル札までです。空港やカジノの外にあるATMでは100ドル札が出てくるATMもあります。ちなみに、カジノの中にATMはありません。シンガポールでは法律で、カジノ内にATMを配置するのを禁止しているようです。まあカジノの外に出たところに、いっぱいATMを配置しているので、意味ないやーんと思ってしまいますが。

たまにお客様が、「お金なくなる→カジノの外に出る→お金おろす→テーブルにハアハア言いながら戻ってくる→目をランランと輝かせて頑張る!→ちょっと勝つ→でも最終的に負ける→死んだ目になる→初めに戻る。」をループしてます。ウシジマくんを読んだ時のように、胸がキューってなって、切なくなりますねえ。明らかにギャンブルの負の側面ですよね。こういうのって、どうにかならないんでしょうかね。。。まあ、話がそれましたねえ。

100ドル札以上になると、実生活ではあまりお目にかかりませんが、カジノディーラーをやっているとチップ交換のために、よく見かけることになります。

ちなみにテーブルで利用できるのは1000ドル札までです。10000ドル(約80万円)のお札は、高額紙幣のため、テーブルでは両替できず、キャッシャーに行ってもらう必要があります。キャッシャーでは、マネーロンダリングや偽札、犯罪関連のお金でないのかの確認のため、紙幣番号の確認やお札を交換したお客様の身分照会、確認、記録等をするようです。ちなみに10000ドル札は、まだ私は見たことがありません。同僚の日本人カジノディーラーは、いきなりテーブルにポンと何枚か置かれてビビったようですw

また、1000ドル札(約8万円)をチップに交換する場合、私達カジノディーラーは、偽札防止のために、各テーブルに設置しているブルーライトを放つスキャナを使って、受け取った1000ドル札をスキャンします。お札をスキャンすると、なんやかんやと模様が浮かび上がるので、それを確認した上で、チップに交換です。100ドル札以下は普通にチップに交換です。

お客様は、現金をチップに交換したら、そのチップを使ってゲームが楽しめます。キャッシュチップと呼ばれるこのチップは、カジノ内で共通のチップですので、どのテーブルでも遊ぶことができます。ゲームで勝ってキャッシュチップが増えて、もう帰ります!ってなったときは、このキャッシュチップを、キャッシャーに持っていったら現金に交換してもらえます。

ルーレットの場合のみ例外で、各ルーレットテーブル専用のカラーチップに交換します。そのカラーチップは、各テーブルのみでしか利用できません。ルーレット毎にミニマムが違うためにこのようになっています。またキャッシュチップは全て共通ですので、色ごとのカラーチップにしないと同じテーブルで遊んでいる他のお客様と、誰がどのチップなのかがわからなくなってしまいます。(正確にはルーレットでもキャッシュチップを賭けてもいいんですが、複数お客様がいる場合は揉める原因になります。)

たまに、そのテーブルでしか使えないルーレットのカラーチップを、別のテーブルで使おうとするお客様がいらっしゃいます。ですから、私達カジノディーラーは、どのお客様がどの色のカラーチップを使用しているかというのを、ちゃんと把握しておかないとダメなんです。勤務開始時に、いきなり混雑しているルーレットテーブルに入るときは、特に注意が必要です。

ルーレットでは、最終的にゲームが終わってカラーチップが残っている場合は、キャッシュチップに交換します。そして、そのキャッシュチップを、他のゲームで使ったり、キャッシャーに持って行って、現金(シンガポールドル)に再交換します。

えー、長くなってしまったので、今日はこの辺で。

以前、友人がカジノに行った際に撮ったチップの写真です。左がキャッシュチップ(5ドル)で右がカラーチップ(8番テーブルの茶色)

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