こんにちは。おじさんカジノディーラーです。
昨日はとても疲れました。なぜかって?それは久しぶりに、バカラの電子化(コンピュータ化)されたゲームテーブルの担当だったからです。ゲームがサクサク進むので、うちの系列のカジノでは「Rapid」という名前がついています。以前、以下の記事で書きましたが、私はとにかくこの「Rapid」ゲームを担当することが苦手です。
今回は3か月ぶりぐらいの担当だったのですが、つらさを忘れてました。業務時間の8時間、正確には休憩時間以外の6時間30分ですが、この時間中、ずっとひたすらバカラのディーリングをして、コンピュータのPC画面をポチポチしてます。しかも以前は、お客様のベット時間が20秒くらいあったのですが、今はコンピュータやシステムが新しくなっていて、お客様のベット時間が12秒に変わっていました。1ゲームあたりの時間が短くなってるやんけ。。。まあ、会社としては、どんどんゲームを回して売り上げをあげたいのでしょう。
ということで、このRapidバカラのディーリング内容を以下に記載します。※Banker勝ちの例です。
1.「Place your bets」とアナウンスし、PCの「NewGame」をタップ
2.12秒待つ。(お客様のベット時間)
3.PCに「Draw Card」表示される。(お客様のベット時間終了)
4.「No more bets」とアナウンスし、カードをドロー
5.ドロー結果が出たら、「Banker Win」とアナウンスし
シュー(Angel eye)のボタンを押す。
6.PCの結果表示が「Banker勝ち」で間違いないことを確認し画面をタップ
7.ドローしたカードを回収し、ボックスに入れる
この1~7をひたすら6時間30分繰り返します。だいたい1ゲーム45秒くらいでしょうか。昨日1日で何ゲームしたかを知るためには、6時間30分から45秒を割ればいいのですが、面倒クサイですし知りたくもないので、計算はやめときます。たまにシューのカードがなくなりますので、シューチェンジを行います。シューの中のカードは8デッキですが、シューチェンジは8回ぐらいはしたと思います。
もちろんお客様との会話、コミュニケーションはありません。唯一あるのは、スーパーバイザーや隣のカジノディーラーとのコミュニケーションですが、今日の位置は隣のディーラーと離れたところでしたので、ディーラーとは話ができません。残るはスーパーバイザーだけですが、担当になったスーパーバイザーの男性はむこうの方で、Papidルーレットの女性ディーラーと楽しそうにキャッキャ話しています。
私は「ああ。あっちは楽しそうやなあ。。。」とか思いながら、ひたすらカードをめくり、PCの画面をタッチします。彼が、私のところに来るのは、シューのカードがなくなったシューチェンジの時だけです。おじさんと話しても楽しくないんでしょうねえ。ああ悲しいなあ。
ということで、あまり泣き言は書きたくないのですが、かなり愚痴のようなことを書いてしまいました。うーん。このゲームは本当に苦手ですね。機械になったようで。。。お客様とのコミュニケーションもないですし、苦痛以外の何者でもありません。心が折れますので、もうこのゲームの担当にしないで欲しいですねえ。
うん。昨日はそんな感じの顔でディーリングしてた思うで。