電子化されたテーブルゲームのディーリング

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こんにちは。おじさんカジノディーラーです。

今回は、カジノにある電子化されたテーブルゲームのディーリングについて書きたいと思います。

うちのカジノには、ルーレット、バカラ、シックボーが電子化されて、大勢のお客様が一斉にプレイできるエリアがあります。中央にカジノディーラーがいて、その周りを何重にもディスプレイが取り囲んでおります。1人1台のディスプレイと椅子を利用することができ、中央のディーラーが行うゲームに関して、ベッティングを行うことができます。

お客様は、各テーブルにある現金投入口にキャッシュを投入します。画面上にキャッシュがカウントされて、そのキャッシュ分、ベッティングができます。ゲーム終了後は、キャッシュアウトボタンを押せば、残高分のキャッシュを証明するレシートが出てきて、それをキャッシャーに持っていって現金化するという流れになります。スロットマシンと一緒ですね。

ある程度、大型のカジノ施設に行ったことがある方なら、見たことある方がいるのではないでしょうか。

この電子化されたゲームの売りとしては、とにかく早く淡々とゲームが進むことです。普通のゲームならば、カードを絞ったり、配当をする時間がどうしてもかかってしまいます。他のお客様の絞っている時間などが無駄でイライラする、もっとサクサクとゲームをプレイしたいというお客様は、この電子化されたゲームを好まれる傾向のようです。

サンズ系列のカジノでは、高速にゲームが進むというところから「Rapid」と呼ばれています。その他のカジノは何ていうかしりませんが。。。

もう一つの好まれる理由は、ミニマム少額でベッティングできるところです。あまり予算がない場合は、少ない金額で、ゲームを楽しむことができます。私もカジノ旅行にいった最終日などに、有り金がほぼなくなり、チマチマやることもありますw

かくいう私の同僚のカジノディーラーにも、この電子化されたゲームが好きという人がいます。彼は、一緒にカジノに行っても、大抵、この電子化されたエリアにいます。どんどんゲームが進むのが好きな理由だそうです。

で、このゲームですが、カジノディーラーが真ん中に配置され、ルーレットやバカラ、シックボーのゲームディーリングを行います。私も何回もこれらゲームをアサインされ担当しています。

ルーレットの場合は、ポールを投げて当たった数字がコンピュータ上に表示されるので、それがOKならば、ポチっとボタンを押し、次のゲーム開始のボタンを押す。ベッティング時間が2,30秒あるので、それが終わって「ボール投げろ」表示されたら、ボール投げて、次のゲーム。これの繰り返し。

バカラの場合は、カードめくって、プレイヤー、バンカー、タイどう勝負がついたか、コンピュータ上に表示されるので、それがOKならば、ポチっとボタンを押し、次のゲーム開始のボタンを押す。ベッティング時間が2,30秒あるので、それが終わって「カードめくれ」表示されたら、カードめくって次のゲーム。これの繰り返し。

シックボーの場合は、ジャー開けて、3つのダイスの出目をコンピュータに入力し、それがOKか再確認の上、ならば、ポチっとボタンを押し、ジャー閉める。次のゲーム開始のボタンを押す。ダイスがシャッフルされる。ベッティング時間が2,30秒あるので、それが終わって「ジャー開けろ」表示されたら、ジャー開けて次のゲーム。これの繰り返し。

ようは、どのゲームも普通のゲームテーブルで必要なチップの回収、配当を、コンピュータがやってくれるので、どんどんゲームが進みます。

カジノディーラーの中では、このゲームのディーリングが大好き派と大嫌い派に分かれます。

私は苦痛で苦痛でたまりません。同じことを一日の勤務時間中、ずっと続けなければなりません。だんだんボールをむやみに遠投したくなります。カードをそこらへんにまき散らしたくなります。マイクで勝敗のアナウンスをしているのですが、そのマイクで歌を歌いたくなります。とにかく苦痛です。

なんか学生時代、工場でプリンの上の生クリームにイチゴを置いていたバイトを思い出します。プリンアラモードに缶詰のミカンを置いていたことを思い出します。ああ、でもあのバイトいろんなデザート1個10円とかで持って帰れてよかったなー。。。って関係ないですね。

このゲームが、好きなカジノディーラーは「同じことをずっとしてて楽やん。」と言います。流れ作業とか苦にならない人なんでしょうね。

とにかく私はあまり好きではないですね。慣れたら大体、隣のディーラーとおしゃべりをしたりします。ただ間違えたら大変なことになるようで気が抜けません。何しろ混んでいるときは、1人のディーラーに対し、100人近くのお客様がプレイしてますからね。操作を誤ると各テーブルのマシンの配当が間違え、クレームの嵐でしょう。一人ひとり、データを確認し、誤配当を訂正したり、再配当をしたりしなければなりません。考えただけでも顔が青ざめます。このような事態が起こしてしまったら、会社から相当な注意、警告を受けることになります。自分だけでなく、その時のSuperVisorやPitManagerまで影響が及ぶようです。

あとは、お客様とのやり取りがないので、やはりつまらないですね。カジノディーラーとしてはお客様とコミュニケーションをとり、いかに楽しませるか!というところが一番の醍醐味のような気もしますので、通常のゲームテーブルの方がやりがいはあります。

とまあ、カジノディーラーをしていると、こんな電子化されたゲームのディーリングも体験できます。

コイツと30秒ほど、メンチのきりあいをしました。

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