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カジノで負けたお客様から頂くチップの重み

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こんにちは。おじさんカジノディーラーです。

まず、はじめに。。。最近、何名かの方から、TwitterのDMや本ブログのお問い合わせ等で色んな質問を頂いてます。結構読んで頂けてるんだなあと思うと大変嬉しいです。ブログの場合、書ける範囲は限られてきますが、可能な限りブログの記事で回答していきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。(その上でもっと詳細聞きたい方は、また質問ください。個別で回答しますw)

んで、今日は1日ルーレットのディーリングでした。団体の日本のお客様が、私のテーブルにいらっしゃって、数時間テーブルを占拠されて遊んでらっしゃいました。色んな年齢層の男女が、みなさん仲が良く遊んでいらっしゃいましたので、どういう集まりなのかを聞いたら、とある企業様の創立記念の社員旅行とのことでした。

初めはルールもわからないということでしたのが、説明したらみなさんすぐに理解して、キャッキャ言いながら楽しんでいたので、こちらもディーリングしててやりがいがありました。カジノディーラーになって良かったなあと感じることの一つですねえ。サラリーマンとして働いていた時とは違った、やりがいや喜びを、日々、実感している次第であります。まあ無性に腹が立ったり、いらついたりして叫んでるときも多いですけどねw

やはり、お客様に喜んでもらうと、1日のディーリングが終わって疲れていても、何か心地良い疲れですね。

あと心地良いときは、チップを頂いたときでしょうか。金額の多い少ない関係なく、チップを頂けると正直嬉しいです。かなり勝ったお客様からチップを頂けるのはわかります。「ディーラーさん。勝たしてくれてありがとう。お裾分けね。」ってね。

それに対して、自分が負けても「楽しかったよ。」といってチップをディーラーに払って下さるお客様がいます。負けてもチップを払うなんて、なんて心が出来た方なんだろうと、いつも感心してしまいます。こういう人は、私達カジノディーラーのことを同じ人間として見てくれて「長い時間ディーリングして、楽しませてくれてありがとうね。」といった感じで、チップを払ってくださっているのでしょう。その心がとてもありがたいし、勝たせてあげられなくて、申し訳ない気持ちになります。と同時に、私の接客やディーリングは、それに相当するホスピタリティを提供できたのか、というのを考えてしまいます。

全てのお客様がゲームに勝っても負けてもチップを払う気持ちになるぐらいのホスピタリティで、カジノディーラー達が接客・ディーリングに望めば、そのカジノはとても素敵で、良い雰囲気のカジノになるでしょう。お客様もそんなカジノで遊ぶのは楽しいし、また来たいと思うでしょうね。

。。。とは言っても、働いていたら、腹が立つことはカジノ内外で山ほどあって、安定したホスピタリティを提供することは、難しいんですよねえ。うーん。私はまだまだ人間が出来てないなあ。日々、精進しています。

お前は何か、ふてぶてしいな。

それに比べて、、、

うん。お前はかわいい。

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